老人の行方不明が毎日
毎日のように、行政無線で、老人の行方不明の放送がある。ほとんどは、数時間で発見されるが、ご家族は、大変な思いをしているだろう。今、GPSの機能を使うことで、スマホの位置は、高精度でわかる時代となった。文明の利器を使いなんとかならないものでろうか。
スマホを持てばいいが高価だ
老人でも、スマホを持ち歩く時代である。スマホを思っているのならば、スマホの機能を使った位置情報の取得ができる。iPhne同士ならば、「探す」機能を使い、位置情報を共有すれば、簡単に居場所がわかります。Android同士ならば、GoogleMapを使って位置情報を得ることができます。また、iPhoneとAndroidでは、「Life360」使えば、簡単に居場所がわかります。
しかし、スマホは、高価です。高齢者、一人一人に持たせるは、負担が大きいです。

Air Tagで解決か
「Air Tag」とは
紛失防止タグと呼ばれるガジェットで、大事なものに付けておけば、近くでも、遠く離れていても、AirTagを付けたアイテムの在りかがわかるというもの。電池(CR2032)は交換式、1年ほど持つ。目的は、落とし物を見つけることだが、人に持たせれば、居場所がわかるのではないか。コストは、1個4,780円(税込)とスマホを持つより安い。
Air Tagは使ってみた
設定
Air Tagの設定は、簡単。Air Tagの電池絶縁のフィルムを取り外し、iPhoneを近づければ、設定を開始します。
使い方
iPhoneの「探す」アプリを使います。地図上にAir Tagの場所が表示されます。

さらに、詳細を見つける場合には、探すをクリックすると、離れています表示が出ます。

離れている時は、少し探し回らなければなりません。近づいてくと、矢印画面に切り替わって。距離と方向を表示してくれます。

Air Tagを試してみる
私が使いたいのは、散歩に出て、帰りが遅い時、どこにいるか知りたいこと。スーパーなどで、どこで買い物をしているか知りたいのふたつだ。
散歩に出ている場合、仕組み上、近くにiPhoneがないと、場所がわからない。実際に、やってみると・・・、45分後に居場所がわかりました。散歩のように移動していると、正確な位置情報は、わかりません。
AirTag自体にGPSは搭載されておらず、iPhoneと通信接続することにより位置情報がわかる仕組みだ。iPhoneなどの「探す」アプリを使って、近距離であればAirTagまでの距離や向きを指し示してくれるほか、AirTagから音を鳴らすこともできる。
つまり、移動している人の居場所を見つけるには、むいていません。
スーパーの店内にて、買い物中のお袋を探してみた。「離れています表示」が出るまでは、心当たりを当たってみる必要があります。棚の後ろにいて、直接発見できなくても、5m程度の範囲に入れば、「離れています表示」が出て、さらにあたりを、ゆっくり探すと、お袋が目視できたタイミングで矢印表示に切り替わります。
探し回る必要はありますが、近づいたことがわかるため、発見する確率は、グッと高くなります。
まとめ
結論としては、人を探すことは、できるが、タイムリーに位置が分らず、使えもののなりません。近くにいることがわかったいる時は、使えそうということです。持たないより、持たせた方が、良いのではというレベルです。