定年後、会社との繋がりがなくなり、社会との接点がなくなり、無理やり、人間関係を作らなければと思っていた。老後の孤独についての参考になればと「孤独こそ最高の老後」をいう本を読んだ。
この本によれば、孤独とは、日本人が特に恐れているようです。それは、自立していないことの裏返しだそうだ。
日本人は、孤独を恐れる。ドイツ・オランダは、人間としての自立が早い。孤独をこどものうちから学んでいる。人間は、孤独が当たり前という考えをドイツではもつ。自立と孤独はセットである。人間は本来ひとり。
孤独こそ最高の老後より
世の中では、「孤独」というものをネガティブに捉えている傾向があります。「孤独」は、人にとって敵なんでしょうか。
「ひとりを寂しい」と思うか、「ひとりは自由で素晴らしい」と思うか。わたしたち日本人は、「ひとりは寂しい」とどこかでインプットされ続けてきたため、ひとりの素晴らしさに気づかずに、人生を終えてしまう人が多い。
孤独こそ最高の老後より
日本人は、孤独=寂しいという考えを多くの人が持ってもっている。ひとりでいることを否定しないこと。「せっかくの年金暮らしで時間があるのだから、好きなことをして過ごそう。」とマインド設定を切り替える。
ひとりだと、お金、健康の面でもいいことづくめ。
お金の問題も考えようによっては、ひとりだと、老後に必要なお金の予測ができるし、なによりも、人の分まで稼ぐ必要がない。
また、健康についても、
20年間おひとりさまの団体を運営していて感じることだが、ひとりの人が心配しているほど、ひとりの人は大きな病気にならない。
孤独こそ最高の老後
おひとりさまは、頼る人がいない分、気が張っていて、大病にかかりにくいのではないか。
孤独を愛するなんぞ、かっこよく生きられないが、少なくとも、孤独から逃げ回らず、定年直後の今から、孤独へのつきあいかたを模索しても遅くはない。