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老後生活を乗り切ために忘れてはいけない4本の柱

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12月には、1年間の支出を棚卸しをするのには、よい機会である。

よその家計は、とても興味があるところです。

総務省の家計調査(二人以上の世帯)平成29年(2017年)10月分速報をよれば二人以上の世帯について、1世帯当たりの消費支出は前年同月比名目0.3%増、実質では同額の28万2872円です。

勤労世帯と無職世帯

同調査によれば、勤労世帯の実質収入は、501,416円(+2.9%)、実支出は、399,516円(+3.3%)です。

また、無職世帯の実収入は、370,707円(-0.4%)、実支出は、275,034円(-1.3%)という結果でした。

勤労世帯と無職世帯では、収入が、20%減、支出が、25%減になっています。

定年後のダウンサイジングは、この結果から、2割から3割が必要であることが分かるのです。

無職世帯の収入

この結果をよく見てみると、収入370,707円の公的年金は、340,243円ということになっています。

今の年金世代が、恵まれていることがよくわかります。

我々の世代では、25万円程度となる。実支出との差額を貯蓄で切り崩して老後生活を送ることになるのです。

貯蓄ゼロになった時点で、老後破綻してしまう。

これが、老後の不安の原因です。

無職世帯の将来

無職世帯は、対前年度と比較して、収入、支出とも、マイナスしている。

賃金は、上がるが、年金は、上がらないということが分かります。

この傾向は、今後も続くだろうか。

賃金は、物価とともに上がるのです

上がり代には、満足いかない面もあるが、賃金は、上がる。

国も賃金を上げろと企業に圧力をかけている。

反対に、年金は、将来の破綻の可能性を先送りすべく、抑えられているのです。

まとめ

安心老後を過ごすには、まずは、お金の心配を減らすことです。

老後破産のリスクを回避するということだろう。

そのための最低限の戦略は、収入>支出とするために、将来に備える必要があります。

  1.  まず、支出のダウンサイジングに取組み。
  2.  次に、働く期間を少しでも長く、
  3.  そして、年金の支給される歳を可能な限り繰り下げること。
  4.  ほんの少しの資産運用

この4本柱で、老後を乗り切っていきたいものです。

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