1970年、大阪万博が開かれた。60歳以上の方々は、覚えていることでしょう。
EXP2025がまたまた、大阪で開催されます。みなさまご存知でしょうか?開催まで、残り600日と迫りましたが、準備遅れが懸念されているようですね。いく気もなし、興味もないんですが、心配しているのが、税金が無駄に使われないかです。
工期が短くなると、追加費用が発生するのが常です。また、外国パビリオンの支払いができない場合は、政府が肩代わりするような話もあったり・・・、日本で代行して建設するとかしないとか。なんでも有りです。
大阪・関西万博の目的をHPから引用すると
大阪・関西万博では、会場を新たな技術やシステムを実証する、「未来社会の実験場」と位置づけ、多様なプレーヤーによるイノベーションを誘発し、それらを社会実装していくための、Society5 .0 実現型会場を目指す。
とのことです。
Society5.0、恥ずかしながら、初めて聞きました。ググってみると、
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。


ビックデータをAIが分析して、現実世界へ直接コントロールするような社会、ターミネーターの世界になるのでしょうか。
脱線してしまいましたが、Socity5.0を具現化するEXPO2025、パビリオンが遅れているようでは、Socity5.0も看板倒れですね。Socity5.0で巻き返しをお願いします。
最後に簡単に新旧EXPOをまとめてみました。
EXPO1970 | EXPO2025 | コメント | |
会期 | 1970/3/15〜9/13 183日間 | 2025/4/13〜10/13 184日間 | 期間は同じ |
開催場所 | 大阪の千里丘陵 | 大阪 夢洲(ゆめしま) | |
テーマ | 人類の進歩と調和 | 未来社会の実験場 | テーマは意味がわからない |
海外参加 | 76カ国 | 153カ国 | 倍増 |
国内参加 | 32団体 | 13団体 | 減少 |
入場者数 | 6421万8770人 | 2820万人(見込み) | 1/3強に減少 |
会場面積 | 330ha | 159ha | 半減 |
入場料 | 大人(23歳以上):800円 青年(15~22歳):600円 小人(4~14歳):400円 ※当時の平均月収は5万円 | 大人(18歳以上):7500円 中人(12歳〜17歳):4500円 小人(4歳〜16歳):1875円 平均月収は36.9万円 | 1.6%→2.0%ほぼ同額 |
<参考>
協会HP・・・CGのパビリオンが予定通り立つことを祈っています。
大阪・関西万博遅れ!!・・・工事車両、見学者の運搬、問題山積み。