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老後生活と自動車の維持

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もうすぐ車の車検となる。あと何年乗れるのだろうか。老後の生活の中で、自動車はなくてはならない存在であるが、自動車の維持は、老後生活を圧迫する原因でもある。

自動車の維持費

生活費の中で自動車の維持費にかかる費用は、バカにならないのです。2016年の支出の内、自動車関連は、全体の23%であった。

ガソリン代+車検+税金(自動車税、重量税)+自賠責保険+任意保険+消耗部品+駐車場代などの維持費がずっとかかってくる。これに自動車の本体が加わるのである。退職後に車を維持するのは大変である。

高齢者の自動車事故

先日、交差点を左折しようたら、自転車が割り込んできて、あわや衝突しそうになった。車の運転中のヒヤリは、だれでも経験があることだろう。

交通事故は、全体は、減少しているが、高齢者の事故は増加している。コンビニに突っ込んだ事故のニュースは、日常化している。原因は、アクセルとブレーキの踏み間違い。信じられない話だが、歳を取ると、そうでもないのかもしれない。

老後に自動車を所有するリスクを考える必要があるのだ。できれば、日常生活の中で、自動車を使わなくてもすむ環境を老後に生活を手にいれたいものだ。

自動車以外の選択肢

自動車を手放すことを考えると、日常の足は、バス、タクシー、電車などである。地方では、バスぐらいしか当てはまるものもなく、1時間に2本のバス停まで、15分以上の坂道を歩くのは、70歳以降は、厳しいと言わざるをえない。

タクシーに関しては、政府も本腰をいれて動き始めたようだ。

国土交通省が、タクシーに定期運賃制度を導入する方針を固めたことを明らかにした。特定の地域、期間、時間帯にタクシーを利用する場合は、定額で何度でも乗車可能となる。(ITmediaビジネス)

車の維持費と、高齢者の事故のリスクを考えた時、タクシー定期券というものを今後の選択肢の一つとなる。

免許証の自主返納により、自治体の一部では、タクシーの1割引きの制度は、すでに実施されている。

安い中古車を買うか

毎日、車の中古車展示場の前を通る、人気のない軽自動車は、10万円代で販売されている。老後は、軽の中古車を足代わりに使うのが現実的なのかもしれない。

ホントは、レクサスあたりを乗り回したいものだが、収入がない身にとっては、分不相応なのだ。

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