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「再雇用」か「再就職」かどちらを選択すべきか

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今週末、退職する仲間たちは、「再雇用」の道を選択して、そのまま残る者、会社を去るものの2つの道に別れていく。

会社を去るものは、介護のためという厳しい理由による。

また、別の仲間は、多くを語らないが、会社を去って、「再就職」の道を選んでいる。

再雇用と再就職どちらがよいか

『再雇用」のメリット、デメリット

「再雇用」は、60歳の定年後も希望者全員を65歳まで雇用することが法的に義務づけられた。

大企業では、ほぼ100%が、「再雇用」の道が確保されている。

メリット

  1. 100%働ける。
  2. 慣れ親しむ職場で、同じような仕事を続けられる。
  3. 厚生年金加入期間が長くなり、65歳からの厚生年金が増える。

デメリット

  1. 給与が大幅に下がる。
  2. 元部下が上司となりお互いに働きにくい。肩身が狭い。
  3. 職場を選べない。一部の企業では、若者も、やめていくようなキツい職場に異動させられる。

「再就職」のメリット、デメリット

「再就職」とは、「転職」と同じことであるが、40代、50代での「転職」が厳しい中で、60歳をこえての転職は、さらにハードルが上がる。

メリット

  1. 給与が給与が下がらない、上がる場合もある。
  2. 過去のしがらみから開放される。
  3. 自分のやりたい仕事につける。

デメリット

  1. 特別なスキルが必要。
  2. スキル無しでは、パート、アルバイトしかない。

再就職が非正規の場合、厚生年金に継続加入ができない、国民健康保険への加入となれば、健康保険料がアップするというデメリットもある。

最近、再就職では、よほどのスキル、コネがなければ、希望する仕事につくことができないが、65歳以降も引き続き働き続けるという可能性も残されている。

「再雇用」より、パートでバリバリ働いた方が、給与がよいという話も聞く。

結局どちら

「再雇用」への道は、よほどの事がなければ、確保されているのだから、まずは再雇用で安定収入を確保したのち、就職するということを考えたらどうか。

特に、65歳以降も働き続ける希望があるのならば、65歳になれば、否が応でも、「再就職」することになる。

60歳からの5年間で、次の道を模索することが、ベターではないでしょうか。

今の時代は、実質は、65歳定年となったわけですか。

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