定年後からの老後に稼ぐ方法として、再雇用、再就職、起業の三つがあります。この三つの中で、7割以上が、再雇用を選択しているのが現状です。再雇用は、少しばかりの責任が減ったことにより、権限がなくなり、仕事自体がとてもつまらない物になる。自分の元部下が、上司となるかもしれません。
それに引き換えて、起業は、やりたいことを仕事にできるので、やりがいもあり、生涯現役で過ごすことも可能である。
シニア起業
シニア起業の魅力
シニア起業の魅力をまとめると、
1.時間の自由があるそれまでの雇われていた働き方とは違い、自分の好きな時間に働ける。
2.経験、スキル、人脈長い会社員時代の経験、スキル、人脈を活かしてスタートできるので、若年層起業に比べて成功率が高い。
3.好きなこと、社会貢献年金、退職金などを得てスタートできるので、売上を優先せずに自分のやりたいこと、社会貢献性を優先した事業が行える。
シニア起業はやりたいことを優先する
先日、テレビで、60歳を期に、学習塾の経営から、ビールの製造とビールバーを始めた人が出演していた。ビール製造設備だけで、1000万円以の費用だそうだ。3.好きなことを現実にしている。好きなことが原動力となり、60歳で、この決断をする勇気が生まれたのだろう。
時間がある
シニア起業では、会社を辞めているのだから、時間の自由は、手にしている。起業へのハードは考え方によっては、下がっているのだろう。シニア起業も、お金をかけずに、インターネットを活用した方向で進むと、時流に乗って起業し易いのかもしれません。
シニア起業のタイプ
さて、何で起業しようかと考えても、なかなか思いつかないだろう。
2.経験、スキル、人脈を生かしてというが、漠然過ぎて、なかなか行動に移せないのです。
起業化の4タイプから、自分の経験、スキル、人脈から、どの方向で進めるかを考えることがよい。
物を売る
インターネットを使った通販などが代表的な例
ワザ・スキルを売る
絵が上手い人の似顔絵の名刺、自分で作曲、演奏会、CDを販売をする。
知識・考えを売る
自分の持っている知識を活用する。
資格を生かして、資格のとり方のアドバイザー、文具の知識がある人は、ステーショナリーコンサルタントになって、店舗の売り場のアドバイスをする。
場・ネットワークを売る
人と人を引き合わせる、交流の場をつくる。バンドメンバーを集めるサイト、空港周辺の駐車場公開サイト、結婚式の司会の派遣など、自分はやらないのが特徴である。
シニア起業のメリット・デメリット
シニア起業のメリットは、雇われ生活から逃れられること、やりたいことを始められることです。デメリットは、起業の規模を拡大した時、やり直しをするだけの時間が残っていないことです。デメリットは、起業のやり方を考えれば、きっと克服できことでしょう。
週末起業
まだ、あなたが、定年前ならば、定年後いきなり起業するより、定年前から、起業をしてみたらどうだろうか。例えば、週末を活用して、週末起業をしてみるのもありです。
週末起業とは何か
週末起業とは何か。
- 週末を利用して
- 会社を辞めずに
- お金をかけずに
- インターネットを使って
起業することである。
インターネット社会となって、だれもが、仕事をしながら、起業できる時代になったのです。ポイントは、会社を安易に辞めないこと、ネットを活用することです。
週末起業の注意点
本業との両立のため、時間の捻出が必要となる。
- ビジネスモデルの工夫 自分ができない分、人を使うことを考える
- つきあい、飲み会を減らす
- 早起き
- 週末起業の仕事のアポを入れる
週末起業のメリット
会社に依存しない自立した存在になる
- 精神的には、会社以外のやりがい、仲間
- 経済的には、会社から経済的に自立
- 社会的には、自らの力量で社会にお役に立つ
まとめ
65歳、70歳と、働くことが常識化しているこの世の中、自分のやりたいことをしたいのならば、起業が近道です。起業のリスクを考えて、定年後の第二の人生は、チャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。
定年前に週末起業を行い、事前に準備しておくことも良い方法でしょう。