今から、30年以上前に、大学の生協にて、システムダイアリー(SD手帳)というものに出会った。
コンパクトさと用紙の豊富さ、SDシステムというものに惹かれて、使い始めたのを思い出す。
これが、30数年前に購入したSD手帳です。
かなり古いので、カビが発生しています。

システムダイアリーとは
システムダイアリー(以下SD手帳)は、1968年にできた日本で最初のシステム手帳です。
最大の特徴は、
コンパクトさ
SD手帳のサイズは、コンパクトで、常に持ち歩くことができます。
ワイシャツのポケットにちょうど入ります。
リファイルの管理システムが考えられている
書き終わったリフィルを保管しておけるプラケースが準備されています。

基本構成
バインダー
バインダーは、定番の革製、ビニール製があります。
また、幅厚と標準の2種が選択できます。
サブバインダーという簡易式のものもあります。
リフィル
リフィルは、数多くの種類が準備されています。
年間、月間、週間スケジュール、1日1ページダイアリー、色別のメモ用紙、住所録等、一般的な手帳より多くのリフィルがあります。
言い忘れましたが、リフィルの穴は、8つ穴となるため、専用のパンチが必要となります。
プラケース
さきほと説明しましたリフィルを保管しておくケースとなります。
枚数が枚数が多くなると、フタを取り外して、フタにリファイルがストックできるようになっています。
逆八の字形状のため、リファイルが取り出しやすくなっています。
会社の机の引き出しの2段目に収まりがいい寸法です。
私のSD手帳の中身
私が使っていた当時のSD手帳の中身は、5つのエリアで構成されていました。
第1エリア
ドライバーズポケット、ここには、シャープペン、付箋、運転免許証、切手などを入れています。

第2エリア
目標ページ、やりたいこと、やりたくないことをリスト化していました。
やりたいことがわからない人は、まずは、やりたくないことを書き出ししてみるのがいいでしょう。
第3エリア
実現リスト、これは、やりたいことリストから、いつまでに達成したいかを年のスパンで期日を入れます。また、さらに、1年に中で、何月までに達成したいかの期日も入れます。
実現リスト長期 実現リスト1年間
第4エリア
記念日を忘れないようにまとめておきます。
誕生日など・・。
第5エリア
24時間ダイヤリー、1月〜9月、10月〜12月の年間スケジュール、日付入りウィークリー
24時間ダイヤリーは、左側に予定(黒色)、右側に実績(赤色)で記入します。
24時間ダイヤリー 年間スケジュール、ウィークリー
おすすめポイント
私のSD手帳のおすすめポイントには、3つあります。
1つ目は、サイズ感です。
ズボンのお尻にいれて、いつも持って歩けることです。
人の記憶は、心もとないものです。
思いついたとき、なにかに残しておかないと、間違いなく忘れてしまうのです。
2つ目は、リフィル(手帳の用紙)の継続性です。
SD手帳のリフィルは、変更されずに、販売続けられています。
一時、経営危機となり、リフィルが購入されないことがありました。
現在は、経営者も変わって、販売が再開されましたが、リフィルのフォームは、全く変わっていません。
3つ目は、書き終わったリフィルの保管まで考えている点です。
書き終わったリフィルは、バインダーから取り外した後、うまく活用できていないことが多い。
SD手帳では、リフィルを保管するケースにまとめておくことができるようになっているのである。
まとめ
SD手帳は、日本初のシステム手帳であり、トータルでシステムが考えられている。
リフィルが、豊富であり、手帳好きにはたまらない手帳です。
私も、もう一度、SD手帳を使いたいと思ったときには、販売が中止されていて、断念したことがあります。
この記事を執筆時点では、以前のHPより、充実したHPで、30年以上フォームの変更のないリフィルが販売されていました。
また、SD手帳を使い始めたいなと感じました。
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