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60歳の4つの選択と再雇用後の65歳の3つの選択

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近所の肉屋が、今月末で、店を閉めるそうだ。

今年で、75歳、体力がなくなったことが、店を閉める理由だ。

75歳まで働けば十分だろう。

サラリーマンでは、75歳まで働くことは、難しいのだ。

自営業ならば、自分の意思で仕事が続けられるつまり、生涯現役ということです。

定年後の選択

サラリーマンでは、60歳の時点では、4つの選択がある。

再雇用か、転職か、起業か、完全リタイアか?

再雇用メリット、デメリット

  • メリット:再雇用は、100%で採用してもらえる。慣れ親しんだ職場での仕事
  • デメリット;給与が半額以下、元部下の下でこき使われる。65歳しか働けない。
  • 方向性・・・働き口は、会社が準備、会社にしがみつく作戦

身の回りでも、ほとんどの人が、再雇用制度を選択しているのである。

努力もせずに、仕事を続けられるが、時給1000円以下とコンビニより安く、こき使われるのである。

おまけに、同じ職場では、元部下たちに煙たがれる。

プライドを持っている人は、厳しい現実だ。再雇用者を見ていて一番感じるのは、楽しそうではない。

転職のメリット、デメリット

  • メリット;給与が再雇用ほど減らない場合が多い。過去のしがらみから開放される。
  • デメリット:スキル無しでは、パート、アルバイトしかない。新たに人間関係の構築が必要
  • 方向性・・・人脈、スキルがないと再雇用より厳しい。

日頃から社内に人脈を作ること、社外の人脈を通しての紹介が最強である。

転職でこだわりたいのは、好きを仕事にしたい。

好きを仕事にできないならば、今の会社に勤め続けた方がよい。

起業のメリット、デメリット

  • メリット:自分の好きなことで社会貢献ができる。時間がある。ビジネス経験がある。友人・知人のネットワークが広い
  • デメリット:24時間体制で戦えない。IT関連の知識が不足している。 融資が受けにくい
  • 方向性・・・自分がやりたいことがあるか。それは、差別化できることか、24時間とは言わないが、新人のつもりで働く覚悟が必要。

退職金が手に入ったからといって、安易の起業すべきではない。

とくに、設備投資のかかる起業は、定年後にやってはいけないのです。

定年後の起業は、お金のかからないことが大切です。近所の蕎麦屋、閉店したのを見てつくづく感じたのです。

完全リタイアのメリット、デメリット

  • メリット:1日のすべての時間を自由に過ごせる。自由人になる。やりたかったことができる。
  • デメリット:長生きのリスク、資産が底をつく。日々、資産が減ることに耐えられるか
  • 方向性・・・必要な資産は、いつまで生きるかわからないので、完全リタイアは困難である。

60歳から65歳では、8割が、仕事を続けている世の中になったきた。

つまり、完全リタイアは、夢のまた夢である。あと5年早くうまれてきたならば、その夢もかなったのだろう。
サラリーマンは、60歳になれば、よほどのことがなければ、65歳まで再雇用される。定年の先送りだ。

再雇用後の65歳の選択

いよいよ、65歳になれば、解雇されるということになる。

仕事ができるできないにかかわらず、65歳の壁、年齢の壁にぶち当たるのである。

65歳以降も、働く意欲があるサラリーマンだった人、働かなければ生活できないサラリーマンだった人は、定年後の選択をしなければいけない。

そのとき、転職、起業、完全リタイアからの選択となる。

50歳から65歳を無策で生きていると、65歳の真の定年退職時、転職=パート、アルバイトという選択ししか残らず、収入面でも、働きがい面でも、厳しい生活を起こることとなる。

まとめ

60歳で定年を迎えて、再雇用制度の元で働き続け、65歳まで定年を延長した先には、また第2の定年を迎える。

もし、65歳以降も働きつづけるのならば、第2の定年後の選択は、どの選択もとても厳しいものとなります。

安易に再雇用を選ぶのではなく、65歳以降働き続けることを考えて、転職、起業など選択することを考える。

「とりあえず、再雇用制度で、一、二年、時間を稼ぎ、老後のことを考えたい。」という考えは、今の時代甘い考えなのです。

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