老後の心配事
老後の心配事には、
- お金
- 健康
- 介護
- 防災・防犯
があります。
お金
老後のお金の心配事では、老後の2000万円問題があります。
老後2,000万円問題とは、2019年に金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」が公表した報告書をきっかけとした老後の資金に関する問題を指します。
報告書の中に「老後20~30 年間で約1,300 万円~2,000 万円が不足する」という試算が含まれていたため、「老後2000万円問題」として注目を集めるようになりました。
老後で準備すべきお金は、いったいいくらなんでしょうか。
健康
男性の健康寿命は、72.7歳です。平均寿命との差は、男性で7年間です。平均寿命がどれだけ伸びても、元気でなければ、楽しさも半減です。
健康には
バランスのよい食事
主食・主菜・副菜のバランスよくとる。
定期的な運動
高齢者のジムトレーニングでは、安全、継続、効果の継続が必要。
質のよい睡眠
睡眠時間は、7時間から8時間を確保、就寝時間を一定など
定期健康診断・人間ドッグ
メンタルヘルス
高齢者は心気的な訴えが多く、神経症的な要素を持っている傾向があります。高齢者が繰り返し身体の不調を訴えることがあっても「病気ではないから」と否定するのではなく、丁寧に話を聞いてあげることが大切です。
などが大切です。
介護
平均寿命と健康寿命の間にあるのは、介護という壁でしょう。
健康寿命を伸ばす努力を続けることも大切ですが、残念ならが、介護を受けることになることもあります。
年代別の人口に占める要介護認定者の割合は、40~64歳では0.4%、65~69歳では2.9%ですが、加齢とともに急速に高まり、80~84歳では26.0%、85歳以上では59.5%となっています。
自らの介護、親兄弟の介護について、覚悟し、準備をしておくことが大切となります。
防犯・防災
2024年、強盗事件が多発、高齢者の世帯を狙い撃ちしている。まだ、関東地方だからといって、安心できない。明日は、我が身なので、老後生活における防犯対策は、最重要課題となります。
また、2024年8月8日、宮崎の地震を受けて、「南海トラフ地震」を痛烈に意識し、「防災対策」の必要性を感じます。
多くの自治体では人口の5%程度が被災した場合を想定した防災体制・防災備蓄を行っているのが現状です。つまり、防災の基本は、自助努力なのです。老後生活を過ごしている高齢者にとっては、体力がない分、災害弱者となります。
老後生活においては、防犯・防災を考えておく必要があります。