年金、元が取れるか計算してみました。
60歳までの払込み年金保険料 | 17,880,000円 |
年金支給額 | 2,200,000円 |
何年で元が取れるか? | 17,880,000÷2,200,000=8.1年 |
8.1年で、年金の元が取れることがわかりました。65歳+8.1歳=73.1歳以上生きることができれば元がとれます。65歳の人が、73歳まで生きる確率は、87.4%です。
生きている可能性は高そうですねが、先のことは、わかりませんね。
ところで、年金を繰り下げを5年間したら、どうなるでしょうか。同様な計算をしてみましょう。
60歳までの払込み年金保険料 | 17,880,000円 |
年金支給額 | 3,180,000円 |
何年で元が取れるか? | 17,880,000÷3,180,000=5.6年 |
年金受給年齢が5年遅れたことで、70歳+5.6年=75.6歳以上となります。65歳から年金を受給するより、元を取る年齢が少しだけ上がります。それほど大きな差はないでしょう。
年金は、長生きリスク対策としての保険です。元を取る、取らないは、考えない方がよいでしょう。車の任意保険、火災保険と同じです。まちがって、長生きしてしまったに備えるということが年金の目的でしょうか。