老後資金を資産運用の流れは、以下となります。
- まずは、貯金があるか。
- 貯金がなければ、無駄支出を減らす。
- まず、貯金から・・。
- 余裕のある資金で資産運用を始める
資産運用するにあたり、まず貯金、すなわち、貯蓄運用が資産運用の王道となります。
主な貯蓄の種類
普通預金
いつでも出し入れができる。
利子は、0.001%である。
1000万円+利息は、保護対象、つまりペイオフ対象になります。
注意点は、同じ銀行で、複数の口座がある場合も、1000万円+利息だけが保護対象となります。
私は、普通預金へは、3ヶ月分の生活費しかいれていません。
3ヶ月で、やりくりをすることで、無駄使いを防ぐことができます。
定期預金
6ヶ月、1年などの期間を決めて預ける。
満期までは引き出せないが、解約するという手もなる。
期間により利息が異なります。
利子は、0.01%〜0.25%です。
一年単位で、使わないお金を預けておくことに向いている。
普通預金と同様に、1000万円+利息が保護対象となります。
積立預金(積立定期預金)
自動的に決まった金額を、預金できる。
給与口座から天引きすれば、確実に貯金ができる。
貯金が苦手な人には、最適であある。
利息は、普通預金より少し高い程度である。
仕組預金
銀行に有利な特約を付ける代わりに金利を上乗せされた定期預金のこと。
途中解約ができない。
満期が変わる。
利息のペオオフの対象外などのデメリットがあります。
たとえば、住信SBIネット銀行の仕組預金は、金利の動向によって預入期間が変わるタイプ(預入期間延長型)と、為替の動向によって満期時の受取通貨が変わるタイプ(元本通貨変動型)があります。
「円プレーオフ」金利(SBI銀行)
金利が0.3%(単利)、預金期間が1年から10年となり、銀行が任意の延長できる。
途中解約は原則禁止、もし解約すれば、元本割れをする。
ネットバンクの活用
低金利政策の中、普通貯金や、定期貯金の金利は、低く押させられています。
私の手元にある昭和63年の定期預金通帳の金利は、6.73%である。今からは考えられません。
ネットバンクは、金利が大手銀行より、金利が有利です。
たとえば、楽天銀行とイオン銀行を、活用することで、普通預金でも、定期預金並の金利で運用できる。
楽天銀行
たとえば、楽天銀行の普通預金金利は、0.02%で、大手銀行の20倍である。
しかも、マネーブリッジを設定すると、金利は、0.1%となり、大手銀行の100倍となります。
私も、このサービスを使っていて、定期預金の代わりに、使っています。
楽天銀行の定期預金の利率は、0.02%(1年もの)です。
イオン銀行
イオン銀行の普通預金の金利は、0.001%であるが、イオン銀行マイステージにより、以下のようになります。
イオン銀行の「イオンセレクトカード」には、特典がたくさんあるためオススメです。
ステージ | ブロンズ | シルバー | ゴールド | プラチナ |
---|---|---|---|---|
銀行スコア | 20点以上 | 50点以上 | 100点以上 | 150点以上 |
金利 | 年0.05% | 年0.10% | 年0.10% | 年0.12% |
マイステージ:対象取引毎に、「イオン銀行スコア」が設定されている。毎月の合計点数で、翌々月のステージが決まります。
まとめ
老後の資金を預貯金で運用するメリットは、元本が保証されていることです。
反対に、金利が低いため、資産は増えません。
預貯金で少しでも、金利の有利なネットバンクを活用して、かしこく老後の資産を守っていきましょう。
最後に、普通預金は、インフレ対策になるのです。
なぜならば、普通預金は、インフレに対応して預金金利が上がったときに、すぐにそれが適用されます。
だからインフレに強いのです。