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お袋、イベ二ティ治療開始

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すべって骨折

2月の初め、お袋が、風呂の湯船ですべって、尻餅をついた。翌日は、痛みもなかったが、2日後、腰辺りが痛み出したので、整形外科にいくと、診察結果は、肋骨の骨折であった。

尻餅をつくぐらいで、骨折と思われますが、理由があります。お袋は、骨密度が低いからです。普通の人より、骨が折れやすい骨粗鬆症になっていました。

骨粗鬆症とは

骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。骨折が生じやすい部位は、せぼね(脊椎の圧迫骨折)、手首の骨(橈骨遠位端骨折)、太ももの付け根の骨(大腿骨頚部骨折)などです。高齢になってから発症することが多い病気で、高齢化の進む日本では患者数が増加傾向にあります。総人口の10%の約1,300万人が骨粗しょう症ともいわれます。

また、介護が必要となる原因の1割は、骨折によるものであり、その原因には、骨粗鬆症も関係しています。

お袋の場合は、太ももの付け根の骨を、10年前に骨折して、人工骨頭を入れています。骨粗鬆症になっても、普段は、痛みを感じません。治療が遅れてしまう病気です。

イベ二ティ治療

お袋は、担当医師より、イベ二ティ治療を勧められて、1月より治療中でした。

イベニティはスクレロスチンという物質のはたらきを抑えることで、骨密度を増やし、骨折を起こしにくくする、これまでにない骨粗しょう症治療の薬です。

新しい薬で、骨粗鬆症の治療には、大きな期待が寄せられています。2019年に日本で承認されたと言われています。

イベ二ティは、毎月、注射をします。12回、1年かけて、治療するものです。副作用としては、注射部位の痛み、関節の痛み、鼻、喉の炎症などがあります。また、治療費が、1割負担で、6万円オーバーの高額な治療となります。

まとめ

1月にイベ二ティの治療を初めて、すぐに、骨折してしまいました。もう少し早くから始めていればよかったかもしれません。1月、2月と2回、注射を打ちました。注射後の副作用もないようですので、このあと続けていきます。定期的に骨密度を測定して、効果のほどが確認できればと考えています。

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