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2027年までに蛍光ランプがなくなる?

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水銀に関する水俣条約

令和5年10月30日(月曜日)から11月3日(金曜日)まで、スイス・ジュネーブにおいて「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」の中で、「一般照明用1の蛍光ランプの製造・輸出入を、2027 年までに段階的に廃止することが決定されました。」

正直、私は、知りませんでした。省エネとして、LED化した方がよいのではくらいの意識しかありません。水銀の危険とか、まったく意識していませんでした。

既に使用している製品の継続使用、廃止日までに製造された製品(在庫)の売り買い及びその使用が禁止されるものではありませんが、蛍光ランプが手に入らなくなるのは間違いありません。

LED化とは

LED化とは、普通照明からLED照明に切り替えることを言います。

LED照明とは、発光ダイオード(LED)を使用した照明器具です。

メリットは、

  • 消費電力が少ない。(約1/6)
  • 寿命が長い。
  • 衝撃に強く壊れにくい。
  • 低発熱・赤外線フリーで人体への悪影響はほとんどない。
  • 虫が寄り付きにくい
  • 瞬時に明るくなる。
  • 環境に優しい。(水銀を使わない)

デメリットは、

  • 価格が高い。(約4倍)
  • 電球が重い。
  • 光に指向性があり、暗い場所がでる。

価格が高い以外には、メリットが多いですね。

LED交換工事と費用

家庭用の照明をLEDに変更するには、電球やシーリングライトを配線器具にカチッとはめるだけなので、こちらも工事は不要です。したがって、工事費は不要となります。

しかし、直管型蛍光灯、ダウンライトは、LED照明に不要な安定器を外し、直接電線を差し込む配線工事が必要となります。直感型蛍光灯の工事費は、20W未満であれば1000円程、100W相当であれば3000円程だそうです。ダウンライトの交換は、 交換型のタイプで8,000~15,000円、一体型のタイプで5,000~15,000円だそうです。出張費などがさらにかかってきそうです。

LED照明のDIY

シーリングライトの交換は、DIYできそうです。ただし、配線器具の確認作業が必要となります。引掛けシーリングであれば工事なしで取り付けられることができますが、直結タイプでは、できません。

交換ができるシーリング

Screenshot

LED照明の補助金

行政では、LED照明への交換の補助金を出しているところがあります。

たとえば

  • 既存住宅において、主に以下の要件を満たす改修をするもの
  • LED以外の照明機器を本体・ランプのいずれも改修するものであること
  • 灯具とランプを同時に改修するものであること
  • タイムスケジュール、明るさセンサ、人感センサなどにより、点滅または調光機能を有すること

補助対象経費の2分の1(上限130,000円)

だそうです。

ただし、事前申請が必要、交換後の報告書の提出が必要となります。書類の作成が面倒なようです。

まとめ

2027年には、蛍光灯の製造が中止され、今後は、蛍光灯が手に入りにくくなるでしょう。LED交換工事も、人手が足りなくなってくるのも目に見えています。私も含めて、重い腰をあげ、来年のうちにはLEDへの切り替えをスタートしておきたいものですね。

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