リバランスとは
リバランス (リバランス) 複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をリバランスといいます。
時間の経過とともに相場が変動し、当初決定した資産配分が変わっていきます。
そこで、定期的にその資産配分の比率を計画どおりに修正します。(日興証券)
当初自分が決めた、投資資産の比率を、元に戻すことだ。
たとえば、
国内債券 67%
国内株式 11%
外国債券 8%
外国株式 9%
短期資産 5%
ポートフォリオで運用を決めたとすれば、この比率になるように、資産の売り買いをしてと調整することである。
基本は年1回
基本は、年1回、リバランスをする。リバランスのやり方は、1)運用資産内で行う、2)新たな資産を投入するの2つがある。
1)運用資産内で行う場合は、投資信託の売却益に税金がかかるのがデメリットである。
2)新たな資産を投入する場合は、税金などはかかりません。
一括で、資産投入するのではなく、複数回に分けて、リバランスを行った方がよいでしょう。
リスクを分散させましょう。
また、資産比率が5%〜10%乖離がでたら、リバランスをするなどといった決め事をすることが大切です。
資産比率を急に動かすのは、リスクがあるからです。
あくまでに、機械的に実施すること、年末とは、誕生日月などと決めて、相場などを考えずに実施しましょう。
とかく忘れることが多いのです。
老後にむけて
年の1度のリバランスを実施する時、忘れてはいけないのが、年齢である。
40代、50代、60代、ポートフォリオは異なります。
年齢が上がるほど、株式などの投資資産への比率を下げて、債券、預貯金への比率を上げていく必要がある。
リバランスの時、次のステージへ向けて、少しづつ、比率を変えていけば、資産のポジションのチェンジも、スムーズにいきます。
年齢により、耐えられる損失リスクも、変わってきます。自らの耐えられる損失リスクを考えながら、リバランスをすれば、大きな失敗もないでしょう。
まとめ
リバランスは、実施時期を決めて、機械的に行うこと。
年齢によるポートフォリオの見直しをあわせて実施すると効率的である。
できれば、資産追加でリバランスした方が、税金をかんがえると得である。