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ノスタルジー・・・大学の学業

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「大学に入ったものの・・・。」、講義の内容を半分も理解できませんでした。教科書を何回読んでも、理解できませんでした。講義の後に、図書館で参考になる本を読み込んでも、変わりませんでした。

やばい。卒業できない。

2年生、3年生になると、実験、実習があります。週2回もあると、レポート作成が間に合いません。考察を、専門書のほぼ写しで提出すると、D評価で、やり直しとなります。さらに、レポートが溜まっていきます。

やばい。卒業できない。

講義の出欠を取ります。出席したからといって、単位が取れるわけもありませんが、出席しないことには、始まりません。単位を取るには、前期、後期のテストで、60点が最低ラインです。

大学のテストは、どのようなものか?

テスト前に調べておく必要があります。その情報は、先輩から入手するしかありません。
残念ながら、私には、親しい先輩がいなかったので、同級生に頼み込んで、過去のテスト問題を手に入れていました。

手に入れた過去問をみたら、衝撃的でした。
問題数は、最低1問から5問程度、中には、教科書を読んだだけでは、解けないものもありました。
自分で、問いを設定して、解くものもありました。

これは、やばい。卒業できない。

過去問を丸暗記することにしました。ひたすら丸暗記です。

4年間で、単位を落としたのは、1つだけ、優・良・可の評価で、可が一つで、それ以外は、オール優という結果でした。

これって、本当に、学問を極めたわけでありません。ただ、要領が良かっただけです。
卒業証書を手にしたときは、自己嫌悪でした。
留年してもいいから、前向きに取り組めばよかったと思ったのは、社会人になってからです。

卒論は、別の機会に・・・。

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