スポンサーリンク

脳梗塞の治療は5ヶ月で終了、これ以上は医療費の無駄?

この記事は約4分で読めます。
4月2日、親父が脳梗塞を発症して、5ヶ月経ちました。8月の診察を最後に病院に来なくて良い、つまり、治療終了ということで、これまでの脳梗塞治療を振り返ってまとめてみました。

https://lifeplanguide.com/when-he-notices-a-cerebral-infarction-he-is-already-in-a-state-of-hemiplegia/

脳梗塞治療のロードマップ

脳梗塞の治療は、3つの時期に分けられます。

治療・急性期リハビリ

脳梗塞が発症して、入院後は、血液をサラサラにする点滴治療を行います。その後、リハビリ治療となりますが、リハビリは、無理のない軽めのものを行います。

親父の場合は、発症入院、1週間は、点滴治療、その後、2週間目からリハビリを開始しました。病院でのリハビリは、1日1時間程度で、平日だけでした。リハビリがない時間は、寝ているだけでした。これでよくなるとは思えませんでした。入院時、退院時は、車椅子でした。

回復期リハビリ

より実践的なリハビリ治療を行います。1日3時間、朝から寝るまでは、リハビリとなります。ポイントは、食事とトイレの自立支援です。

脳梗塞と診断された場合、回復期リハビリ病院に入院できるのは「発症から2ヶ月(60日)以内」となります。つまり、急性期病院での入院が2か月を超えると、回復期リハビリ病院への転院はできなくなります。

親父の場合、入院後2週間、リハビリ病院の紹介を受けました。入院から1ヶ月後、リハビリ専門病院に転院となりました。

リハビリ専門病院では、毎日、午前と午後の2時間から3時間のリハビリが行われました。いわゆるリハビリ漬けとなります。転院後、約1ヶ月で、これ以上入院していても、改善の効果が低いということで、退院しました。入院時は、車椅子、退院時は、杖。

リハビリ病院は、入院期間の制限があり、いつまでの入院できません。医療費の削減のためなのでしょうか。もう2週間程度の入院治療をお願いしましたが、入院しても改善できないとの判断から、断られました。病院の担当者からは、費用に対しての効果がないと、患者に気持ちに全く寄り添っていないのでした。
これ以上よくならないのかと思うと、正直ショックでしたね。

脳梗塞を中心とした脳血管障害に対する病院でのリハビリは、脳血管障害では150日、 高次脳機能障害を伴った重篤な脳血管障害では180日と制限があります。

維持期

維持期とは、日常生活を通して、回復した機能を維持とさらなる回復を行うことです。回復期リハビリ専門病院を退院した後は、本格的なリハビリを受けることができません。なぜならば、医療保険の適用から、介護保険の適用となるからです。したがって、デイケア、リハビリ特化型デイサービス、訪問リハビリを活用することなります。

親父の場合、リハビリ専門病院を退院後、リハビリを継続したいという思いがあります。しかし、介護保険を利用する介護施設では、リハビリが十分できない。そこで、リハビリ特化型デイケアを探すことにしました。

https://lifeplanguide.com/visit-the-day-service/

脳梗塞治療の終了

脳梗塞の治療とリハビリは、急性期、回復期で、医療行為としては、完了となります。国の医療では、最長6ヶ月ということのようです。

脳梗塞の脳神経内科での診療は、8月末で終了し、今後は、かかりつけ医に引継ぐことになります。かかりつけ医は、専門が内科ですので、実際は、薬だけを処方してもらいことになるのでしょう。つまり、これ以上は、「改善しません、医療費が無駄だから、治療もしません、お引き取りください」ということです。

まとめ

脳梗塞の症状

以下のような症状がでたら、すぐに病院へ行くこと。

主な症状としては、左右どちらか半身の手足や顔がしびれたり動かしづらい、ふらつく(歩きづらい、めまいがする)、嘔吐する、しゃべりづらい(ろれつがまわらない、言葉が出てこない)、他人の言うことがわからない、物が見えにくかったり二重に見える。

ドクターファイルより

入院後1ヶ月

治療と並行して、リハビリを開始すること。リハビリは、早い方がよい。入院後2週間過ぎたら、リハビリ病院を探して、転院の準備をすること。60日過ぎると、転院できなくなります。

転院後1ヶ月から6ヶ月

リハビリ専門病院では、ひたすらリハビリに励むこと。リハビリ専門病院には、最大6ヶ月しか入院できません。

リハビリ病院退院後

リバビリ専門病院を退院後、継続してリハビリをする必要があります。リハビリ専門病院を退院後は、介護保険でのリハビリ治療となります。介護保険申請後、ケアマネジャーに相談して、1日も早く、リハビリに特化したデイケアを探すこと。

]]>
タイトルとURLをコピーしました