老後資産を準備しておいても、お金の価値が、将来下がっていく可能性は、ゼロではない。
将来のお金の価値がどのように変化するのだろうか。
お金の価値
物価5%上昇すれば、今、100万円で購入できるものは、10万円✕(1+5%)✕(1+5%)✕(1+5%)・・・5回掛け算すると、127.63万円となる。
つまり、現在の100万円は、5年後の127.63万円と同じ価値があるということです。
生活費100万円/年で暮らしていけたのが、5年後には、127.63万円必要となるということです。
その27.63万円、余分のお金が必要となるわけです。
過去30年変化
私が、入社した当時の30数年前の初任給は、10万円であった。
現在は、20万円を越えている。
つまり、2倍となっている。
60歳の人が、90歳になると、20万円の生活費は、単純に40万円になるという計算になる。
これは、少し乱暴ではあるが、お金の価値は、変わるということを頭に入れておく必要があるのです。
経済成長をするということは、物価が上がるとほぼイコールなのです。
国は、経済成長を約束しているということは、インフレにしますよと言っているのと等しいのです。
資産運用が大切
お金の手元に持っているだけでは、お金の価値は、インフレ下では、下がってしまうのです。
30年で、半分になってしまう可能性もある。
ハイパーインフレになって、お金が紙切れとなってしまうかもしれません。
物価上昇=インフレに対応するためには、資産運用が必要なのです。国は、株価を上げようと躍起になっているのです。株で運用しましょう。