老後資金として、期待しているのが、「退職金」であろう。
退職金がない会社は、4分の1もあるときく。
先日、派遣さんの就業規則を見る機会があった。
「退職金は支給しません。」と明記されていた。
退職金のない会社は、4分の1であるが、働いている人で、退職金がない人の割合では、さらに上がるだろう。
退職金の使い道
【悲報】親父、退職金でBMWを買い早くも1000万を消費する https://t.co/dpoFtVlog2
— オイリーボーイ (@OILY_BOY) 2017年11月27日
このツイートにあるあるように、退職金を浪費してしまう人は、最近いないだろう。
そんなことはないのです。
退職金をあてにして、退職する前から、BMWを買った人を私は見ている。
退職金がない人がいる中、退職金で、自分の長年の夢を叶えられる人は、とても幸せな人だ。
しかし、これから退職する人、退職金を老後の資金として期待している人は、退職金の運用を考えなければならない。
これがなかなか難しいのです。
退職金の運用
退職金が支給されると、銀行からアプローチがあると聞きます。
銀行には、退職金だけに適用される退職金特別プランを進められる。
この退職金特別プランの多くは、投資信託とセットになっている。
定期預金の利息より、投資信託の手数料がかかる場合があるので注意が必要です。
投資信託を1000万円購入して、手数料が3%ならば、年間30万円の手数料が銀行に取られます。
特別プランで、2%の利息ならば、毎年、10万円の持ち出しです。
もちろん、投資信託で、利益が出る場合もありますが、逆に損失を出す場合もある。
つまり、手数料を取られて、リスクも取るという二重苦となるのです。
うまい話はない
退職金を増やしたいと、やっきになっていると、「だまされる」こともある。
「わたし」にお金を預ければ、年利10%を保証しますというたぐいだ。
この低金利の時代に、10%の利子を保証できるならば、銀行からお金を借りて、運用した方が儲かります。
他人に教えるわけがありません。
これは、詐欺なのです。
今の時代、退職金を運用するうまい方法は、ないと思った方がよいでしょう。
まとめ
退職金は、老後の大切な資金です。
リスクの高いものへ投資はせず、堅実に定期預金で運用するのがベストである。
短期には、退職金優遇定期に入れて、少しでも増やすことを考えるが、投資信託とセットでない商品を選択する。
長期には、個人向け10年ものの国債するのはどうだろうか。