どうやら高額医療費制度の見直しが検討されているようです。
医療費が高額になった患者の自己負担を一定額に抑える「高額療養費制度」の見直しをめぐり、厚生労働省が、平均的な年収の区分で上限額を今より10%前後引き上げる案を検討していることがわかりました。(NHKより)
見直し時期は、2025年夏、詳しく試算をしてみると、下表のようになります。所得により、見直し幅は異なり、所得の多いほど、上げ幅はアップしている。
見直し前 月額上限(固定部分) | 見直し後 月額上限(固定部分) | 差額 | |
年収約1,160万円〜 | 256,000円 | 294,400円 | 38,400円 |
年収約約770万円〜1,160万円 | 167,000円 | 187,875円 | 20,875円 |
年収約約370万円〜770万円 | 80,1000円 | 情報なし | |
年収〜約370万円 | 57,600円 | 60,480円 | 2,880円 |
住民税非課税 | 35,400円 | 36,285円 | 885円 |
2026年にも、さらに、引き上げを検討しているようです。
医療費の負担は、保険料も含め、上がることはあっても、下がることはありませんね。