毎年、暮れになると、年賀状を書く、大掃除をするなどという行事と合わせて、1年間の支出をまとめてみる。
前の年より増えていますか?
増えていたら、少し問題です。
定年間近な50代後半では、支出のダウンサイジングを開始する時期なのです。
生活費のダウンサイジング
50代の前半をピークに収入は加工していきます。
60歳定年になったのち、再雇用制度により嘱託となれば、現役時代の半分の収入になるのです。
収入が、半分になるのだから、単純に考えて、支出も半分にならなければいけないのです。
現役時代、30万円の収入があれば、
60歳から65際は、15万円、
70歳以降は、15万円以下か無収入で0万円となるのです。
収入に合わせて、支出である生活費を、下げていくことが必要なのは、明白なことです。
問題は、60歳になって、いきない生活費を半減は、難しいということなのです。
50代となったら、段階的に生活費の支出を下げていくことが必要となるのです。
ダウンサイジングのやり方
生活費を30%削減するときは、50歳から3%づつ削減することによって、60歳には、めでたく30%のダウンサイジングを達成しているということです。
では、どのように、生活費を下げていくか。
一番簡単な方法は、一律カットという手法です。
前年度より、3%づつ、どの費目でも、聖域なしにカットするのです。
手間がかかりませんが、費目毎の必要性が加味されていないため、失敗する可能性は高いのです。
次の方法は、生活費の内、狙い目を決めて、削減していくのです。
食費、光熱費などには、手を付けずに、通信費、保険料、自動車関連費、住宅ローンなどでしょうか。
忘れていけないのが、家計簿に必ずある使途不明金です。
必要性が吟味されていないため、使途不明金を出さないように、日常の生活費の把握が必要なのです。
まとめ
元旦の今年の目標の中に、生活費のダウンサイジングの目標値を盛り込むことと、家計簿をつけるぞと入れていください。
将来、きっと役に立つでしょう。
後悔してからでは遅いのです。