派遣社員と年金
年金は正規社員と同じ
派遣社員といえども、日本に住んでいる限りは、年金に加入が義務づけられている。
派遣社員の加入する年金は、国民年金だけか、厚生年金に加入すると、自動的に国民年金に加入することになるので、国民年金＋厚生年金ということになる。
派遣遣社員の年金が、特別に変わったことがあるわけではないのです。
厚生年金への加入条件
国民年金は、国民全員が、２０歳以上になったら、加入しますが、厚生年金については、加入できる条件があります。
これを満足しない場合は、国民年金だけとなります。
加入条件
労働時間
１）１週の所定労働時間が一般社員の４分の３以上
労働日数
２）１月の所定労働日数が一般社員の４分の３以上
また、１）、２）が４分の３未満でも、下記５項目の要件を満足する場合
①週の所定労働時間が20時間以上あること
②雇用期間が1年以上見込まれること
③賃金の月額が8.8万円以上であること
④学生でないこと
⑤常時501人以上の企業（特定適用事業所）に勤めていること
派遣社員の年金の注意点
派遣社員は、会社を退職後、次の勤め先を探している間は、国民年金に加入する必要があります。
その手続きは、自ら行わなければなりません。
忘れると、貰える年金額が減ります。注意が必要となります。
正規、非正規の給与格差のため、厚生年金の支給額が少ないので、
- 実家で同居する
- 正規社員を目指す
- 結婚する
- 都会を離れて地方で暮らす
などの対策を考えておく必要があります。
まとめ
派遣社員は、加入条件さえ満足すれば、正規社員と同様に、厚生年金にも加入することができる。
国民年金の２階部分である厚生年金には、ぜひとも加入しておこう。
将来の年金の受給額に差がでてくるからだ。