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親父、C型肝炎検査でがんの恐れあり

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C型肝炎に感染

親父は、今から20年以上前、狭心症の手術の時、C型感染に感染していることがわかった。

C型肝炎とはC型肝炎ウイルス(HCV)の感染により起こる肝臓の病気です。HCVに感染すると約70%の人が持続感染者となり、慢性肝炎、肝硬変、肝がんと進行するものです。

発生原因 医療行為による感染が疑われる。輸血などだといいますが・・・。親父は、これまで、交通事故、会社での労災など数多く入院、手術をしています。いつが原因かは、全くわかりません。

私の子供のころは、予防注射などでは、針の使い回しが行われていました。また、病院でも、消毒された針(煮沸)を繰り返しつかっていました。当時は、血液からの感染は、まったく考えられていませんでした。

C型肝炎薬で完治

C型肝炎感染後、肝炎ウイルスが、暴れ出さないことを祈って、治療を続けていました。おかげさまで、親父の場合は、自覚症状、肝炎の進行もなく、小康状態を保っていました。その後、C型肝炎に効果のある薬を投与することで、 C型肝炎ウイルスをなくすことができました。

当時のことは、よく覚えていませんが、内服薬でよい薬ができたということで、親父が飲んでいたようです。非常に高価な薬であったことだけは覚えています。

定期検診の実施

C型肝炎が完治してから、定期検査に行かなかったというか、医者からは指示がなかった。最近になって、かかりつけ医から、1年に1回は、検査した方がよいというアドバイスを受け、数年ぶりに治療した病院で検査をうけることになりました。この病院は、隣町にあり、遠いのである。しかも、紹介状がないとみてもらえない病院でした。

血液検査、肝臓のエコー撮影を実施、肝臓には、問題ない・・・、これで一安心かとおもったら、腫瘍マーカーに異常値があった。つまり、ガンの疑いがあるということです。

腫瘍マーカー

腫瘍マーカーとは、体のどこかに腫瘍ができると、血液中や排泄物中に、たんぱく質や酵素、ホ
ルモンなどの特別な物質が増えてきます。それが腫瘍マーカーです。
腫瘍の種類や発症部位に特有の物質と、そうでないものがあります。それを
検出するのが腫瘍マーカー検査で、腫瘍の発生やその種類、進行度などを判断
する手がかりになります。

具体的には、CA19-9という腫瘍マーカーが、200という異常に高い値でした。CA19-9は、消化器がんの中でも、とくにすい臓がんに特異性が高い腫瘍マーカーです。胆道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、肺がん、乳がん、卵巣がんなどでも高値を示しようです。

精密検査の実施

精密検査は、内臓のCT検査です。造影剤として、ヨード造影剤を使うことになりました。ヨード造影剤は、吐き気・動機・頭痛・かゆみ・くしゃみ・発疹などの副作用が懸念されます。

検査結果は、肺、肝臓、すい臓、には、問題なかった。胆嚢にさらに精密検査が必要との診察結果でした。

胆嚢のMRI検査

翌週、胆嚢のMRI検査を受けることになりました。

【参考】CTとMRI

Midtawn Clinic HPより

胆嚢の胆管を調べるため、MRIにて検査したが、結果は、問題ないということになりました。

まとめ

肝臓の定期検査結果は、がんもなく、問題なかった。しかし、腫瘍マーカーが高いため、内臓にがんがある可能性がある。

CTとMRIで内臓を調べたが、がんは発見できなかった。肺、胃、すい臓、肝臓、胆嚢には、問題なしであるが、CT検査では、胃と大腸は、判断しにくい。胃と大腸の内視鏡検査が必要との判断となった。そこで、まず、胃の内視鏡検査を次回実施することになった。

ここまでかかった費用 12,780円(1割負担)

内視鏡の結果は、後日・・・。

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