2024年4月から75歳以上を対象とした後期高齢者の保険料負担が増額される。保険料引き上げの主な理由は、子育て支援の充実化を目的とした出産育児一時金引き上げ分の補填、現役世代の負担上昇の抑制などです。
令和4・5年 | 令和6年 | |
平均保険料 | 6,575円 | 7,082円 |
所得割率 | 9.34% | 10.21% |
月額507円、年6,086円の増加となります。
また、国民健康保険料の負担も増加します。具体的には、2024年度の国民健康保険の年間保険料に関して、上限を2万円引き上げられます。
保険料の年間上限104万円から106万円となります。対象者は、単身者では、年収1160万円以上の方です。
社会保険料は、今後も上昇していくことが予想されます。
収入である年金の方はというと、賃金は、上がっているが、年金は、「物価スライド」で、物価上昇分は、増えないので、実質は、「年金減額」となっている。
標準世帯:22万4,482円、2023年の物価上昇率3.2%、年金は、7,183円アップしなければならない。実際は、6,001円である。月間1,182円、年間1万4184円の実質マイナスとなります。
週間ポストより
最後に、株価上昇、賃金上昇、株価上昇と、世の中、景気のよい話ばかりですが、庶民には、縁遠い話かもしれません。