雇用保険の申請のため、ハローワークへ行く。新型コロナの影響で、三密が心配であったが、失業保険の申請は、必要かつ緊急なものです。
案の定、三密どころではなく、人であふれている。
受給手続きのながれ
まず、受給の手続きの大きな流れは、下の図のようになります。
今日は、求職申込みと受給資格の決定までの手続きを行いました。
受付
ハーローワークへ、9時30分ごろに到着すると、予想通り、混雑している。受付で「給付手続きをお願いします」と言い、離職票−1、離職票−2を渡して、アンケート用紙に記入する。
609番の番号札を受け取り、番号が呼ばれるのを待つ。
三密にならないように、席の間隔を開けて待つが、100番台、700番台・・などいろいろあり、600番台は、なかなか呼ばれない。
本登録、受付票取得
待つこと30分、職業相談というブースでお呼びがかかる。
ここでは、求職申込の本登録窓口となっている。事前に自宅で仮登録してあったものを確認するだけでした。
確認項目
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 希望就業形態
- 希望する仕事
- 希望勤務時間
- 希望勤務地
- 希望賃金
- 学歴
- 免許、資格
- 経験した主な仕事
- 自己PR
最後に「ハローワーク受付票」をいただく。次回以降、この受付票が、今後提示する必要がある。また、インターネットの求人システムへアクセスIDが記入されている。とても大切な書類である。
雇用保険申請
最後に雇用保険申請とその説明を受ける。
待つこと、40分、雇用保険申請ブースで呼ばれた。
「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」を元に、電光石火の説明が開始される。
給付日数
被保険者であった期間 | 10年未満 | 10年以上 20年未満 | 20年以上 |
全年齢 | 90日 | 120日 | 150日 |
私は、150日という説明を受ける。
基本手当の日額
賃金日額(円) | 給付率 | 基本手当日額(円) |
2,500円以上5,010円未満 | 80% | 2,000円〜4,007円 |
5,010円以上11,090円以下 | 80%〜45% | 4,008円〜4,990円 |
11,090円超15,890円以下 | 45% | 4,990円〜7,150円 |
15,890円(上限額)超 | ー | 7,150円 |
在職中の賃金が低い方が、基本手当は、多くなる仕組みとなっている。
月収400,000円の場合、400,000円➗20=20,000円となり、失業保険支給額は、7,150✖️30=214,500円となる。214,500円➗400,000円=約53%となります。
少ないですね、生活できるレベルではないため、1日も早く、仕事を見つけようという気になりますね。(これが狙い??)
私は、上限額の7,150円という説明を受ける。
給付期間
5月26日(受給資格認定日)・・・本日
6月1日(待期満了日:7日)・・・定年退職は、7日となる。
6月2日(待期満了日の翌日)
6月15日(最初の認定日の前日)
6月16日(最初の認定日)
待期(7日)は、仕事をしてはいけない。支給対象は、6月2日〜6月15日となります。
失業認定とは、原則として4週間(28日)に1回の指定された日(失業の認定日)に、ハローワークへいき、失業の状態であったことを申告することです。申告に当たって、「失業認定申告書」にて申告します。
失業認定申請書には、仕事をしたかどうか、求職活動をしたかどうか、を主に記入するようですが、新型コロナにより、雇用保険説明会が中止となったため、書き方がよくわかりませんでした。これは、少し困ったものです。
雇用保険説明会の動画をYouTubeで視聴するように説明があった。(40分)
再就職手当
所定給付日数を残して、就職すると、再就職手当の支給を受けることができます。1/3以上残した場合、支給残日数6割✖️基本手当、2/3以上残した場合、支給日数7割✖️基本手当の支給を受けます。
ただし、要件があります。
- 1年を超えて勤務する
- 待期満了日後の就職
- ハローワーク等許可、届出のある職業紹介事業者等の紹介
- 就職前の事業主に再び雇用されていないなどなど
例 基本手当 7,150円 給付日数 150日 100日目就職した場合
4,990円✖️50日✖️6割=149,700円・・・再就職手当
窓口相談員さんからは、再就職は、早い方がお得です。頑張ってくださいとアドバイスを受ける。
何も求職活動を行っていないが、再就職先などないような気がしてならない。
次回までにやること
6月16日の認定日に向かって、求職活動を実施すること。その結果を失業日程申告書に記載すること。の2点です。まずは、ハローワークの求職情報を確認することからスタートです。