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大腸内視鏡検査、思いのほか大変だった!!

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人間ドッグ

年1回の人間ドッグで、便潜血検査が陽性だったため、診察を受けました。結果、「大腸内視鏡検査」を受けることになりました。11月のこと。検査が混んでいたため、1月の検査となりました。

大腸内視鏡検査とは

大腸内視鏡検査とは、肛門から内視鏡を挿入して大腸の内側を観察する検査です。

手順

  • 検査前日から低残渣食(クリアスルー)のみを食べる。水分はよい。
  • 下剤(プルゼニド)2錠をコップ一杯以上の水で飲む
  • 朝食はとらない
  • 朝分の薬は、中止の指示があるもの以外朝7時までに飲む
  • 朝9時より大腸の中をきれいにするため、2リットルの水薬(ニフレック)を2時間かけて飲む
  • 排便を確認し大腸の中がきれいになったら、検査着に着替える
  • 検査台に横になり、おなかを楽にする。
  • 大腸の動きを抑える薬を注射する
  • 肛門から内視鏡を挿入する
  • 盲腸まで挿入し、送気を行う
  • 腸管のひだを伸ばしながら、観察のためにカメラを抜いていく
  • 最後に肛門部を観察した後、終了する

ポリープが見つかった場合は小さなものは切除する。鎮静剤を使用した場合は、2時間ほど休む(当日は車などはNG)

クリアスルー

クリアスルーは、キューピーが販売している大腸内視鏡検査前の専用食事です。検査前日に食べることで、腸をきれいにし、検査の精度を高めることができます。

普段の食事に対して、物足りなさを感じ、お腹が減っていました。1日の摂取カロリーが、690kcalととても少ないです。

ニフレック

大腸内視鏡検査、バリウム注腸X線造影検査及び大腸手術時の前処置における腸管内容物の排除するもの。1回にコップ1杯(約200ml)ずつ飲んでいただき、約1リットルを1時間かけて飲んでください。 通常は飲み始めてから1時間後ぐらいから排便があります。 気分不快がなければ残りの1リットルを便が無色または薄黄色の透明な水様になるまで同様に飲みます。

初めての大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査(以降大腸カメラという)は、胃内視鏡検査(以降胃カメラという)と比較して、検査前の準備が大変でした。

一つ目、前日から検査用の食事を取らなければならないこと。この準備が地味に面倒だし、お腹が減る。

二つ目、大腸をきれいにすること。ニフレックを飲むと、普通は、1時間(1リットル)を飲むと、排便があるそうだが、私の場合は、全くなかった。

同日、検査をする他の人たちが、トイレに何回も行くの、自分は、便意を感ぜす、焦った。看護婦さんより、浣腸をしなければならないと言われて、さらに焦りました。

ニフレック2リットルを飲み干し、2時間過ぎから、排便がありました。そこから、11回の排便で、大腸の中はきれいになりました。

この時点で、他の患者さんより、1時間遅れとなりました。

お尻に穴があいた検査着に着替えて、検査台に横になり、内臓の動きを鈍らせる薬を静脈から投与して、検査開始です。

この薬の投与が検査後問題となりました。

今回の検査では、私は、鎮静剤を使いませんでした。バスを乗り継いで病院に行くのが面倒だったkらです。

検査は、鎮静剤を使う患者が8割だそうです。鎮静剤を使うと、検査後、車の運転ができません。これは、以前、胃カメラの検査の経験から知っていました。

ただし、鎮静剤が覚めたあと、車の運転は全然できる状態でした。

初めての検査、鎮静剤なしで不安でした。少しの痛みがありました。特に、二酸化炭素を大腸に入れるので、その圧迫感がとても気持ちが悪いものでした。検査時間は、実際は、短時間でしたが、とても長く感じられました。やっとこさ、検査が終了したときには、涙目となっていました。情けない。

検査結果

正確な検査結果は、大腸には、問題なしとのことでした。なぜ、便潜血検査が陽性のかというと、いぼ痔だそうです。

なんだ・・。という結果です。

まとめ

大腸カメラは、胃カメラと比較して、大変でした。胃は、食べ物を摂取しなければ、空っぽになりますが、大腸は、そんな簡単なわけにはいかないようです。

大腸カメラの受診率は、便潜血検査で陽性判定を受けた場合でも60%程度だそうです。大腸がんや大腸ポリープは検出するためにも、陽性判定を受けたら、大腸カメラの検査を受けた方がよいでしょう。

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