交付説明会は、新型コロナの感染拡大対策として、開催されずに、「身体障害者手帳」と「障害者福祉のしおり」が送られて行きました。
障害者手帳
障害者手帳には、「身体障害者手帳」、「療育手帳」、「精神障害者福祉手帳」などがあり、父親に交付されたのは、「身体障害者手帳」となります。「身体障害者手帳」の肢体不自由という障害区分となります。
身体障害者手帳には、対象者の氏名、住所、写真、障害程度等級、障害名などが記入されています。旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄には、2種と記入されていて、2級では、障害者本人のみが、運賃が半額になります。1級では、介護者1名も半額となります。
等級別制度表
身体障害者手帳2級を交付されると、以下の表にあるような制度を利用できます。
1 | 重度医療費助成 | 医療費の自己負担金(保険診療分)を助成する。1ヶ月、1医療機関ごとに500円の自己負担となる。 |
2 | JR運賃割引 | JRの運賃が障害者本人のみ半額となる。 |
3 | バス運賃割引 | 県バス協会のバス運賃が障害者本人のみ半額となる。定期券は30%引き |
4 | タクシー料金割引 | タクシー協会のタクシーで1割引となる。 |
5 | 税金免除 | 所得税控除40万円、住民税控除30万円、 |
6 | 自動車税、軽自動車税免税 | 本人名義で、本人が運転、生計を一にするものが運転する場合、45000円を上限に免税となる。 |
7 | NHK受信料免除 | 世帯主で受信契約者であるばあいに免除される |
8 | タクシー券 | 年間24枚のタクシー券 |
9 | 駐車禁止規制の除外 | 駐車禁止の道路に一時的に駐車が可能となる。 |
どの制度も、申請が必要となるため、自動的に免除されたりしません。内容を調べて、申請していく予定です。
まとめ
書類の不備があり、予定より大幅に手帳の交付が遅れてしまいました。お役所への提出書類は、しっかり確認しないと、手戻りとなり、最終的には、時間がかかってしまうので、注意が必要です。
利用できる制度も、条件があり、すべてが利用できませんが、可能なかぎり、制度を利用していくつもりです。
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