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ノスタルジー・・・お金持ちの友人

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小学生の頃、我が家は、2畳と6畳、風呂なしの借家でした。その借家は、江戸時代の長屋のように、5軒がまとまって暮らしていました。

私の友人の家は、借家5軒より大きな家と広々とした庭がありました。友人の家に1回だけ遊びに行ったことがあります。

友人の家の応接間で、うまれて初めてコーヒーを飲みました。応接間が我が家全体より広かったです。広い応接間に驚いて、コーヒーの味はわかりませんでした。友人から、初めてオロナミンCを飲ませてもらいました。好きな味ではありませんでした。

友人の家では、初めましてが多かったです。

トイレの水洗便所、家の中に廊下があり、スリッパを履いて歩く。部屋には、ステレオ、そして、サンヨーズバコン(リモコン付きのカラーテレビ)、台所には、大きな冷蔵庫と電子レンジがありました。

おもちゃも、たくさんありました。どれも、テレビのCMでは、見たことがありますが、実物は、初めてです。

友達は、生まれながらに、裕福で、お金持ちでした。羨ましいなと正直思いましたが、こればかりは、この時は、どうにもなりません。

友達は、いいやつで、時々、遊びに来いよと言ってくれませんたが、私は、行きませんでした。自分が惨めになるだけでした。友人は、私立中学へ進学したため、疎遠になってしまいました。住む世界が違ったのです。

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