働かないだけのお金があったら何をする。アーリーリタイアは、だれもが描く夢だろうか。
オウチーノ総研の「一生働かないくても生活できるお金があったら何をする」のアンケート結果によると。
アンケート結果
「旅をする」が45.6%、「今と同じ仕事をする」が33.0%、「趣味・習い事をする」が19.3%、「投資をする」が15.7%、「今とは違う仕事をする」が15.0%、「田舎暮らしをする」が10.1%、「勉強・留学・資格取得をする」が9.4%、「海外移住をする」が8.6%、「起業・開業する」が7.7%、「ボランティアをする」が6.8%、「主婦・主夫になる」が4.4%、「その他」が7.2%
「旅をする」がトップであるが、「今と同じ仕事をする」と「今とは違う仕事をする」「起業・開業する」を加えると、55.7%となり、一生働かないお金があったとしても、「仕事」をすると答えた人が、過半数をこえるのである。
仕事が好き?
3つ選択できるアンケートとしても、お金があっても、仕事を続けるとは、驚きだ。
仕事には、収入を得る以上のことを感じている人が、過半数いる。
これでは、国が働き方改革と声高に叫んでも、仕事の好き?な人にとっては、迷惑なことだ。
正社員が問題
仕事を続けるのは、正社員という考え方があるかもしれない。
日本では、仕事を一旦やめると、次に、条件のよい仕事になかなかつけない。
正社員になることができない社会である。その社会での生活から、仕事を続けることが、当たり前という考えを持っているのだろうか。
仕事に対する価値観が、日本という国では、世界の標準とはちょっと離れているのだろう。
夢また夢か
働かないで、お金を得ることは、「夢また夢であって」、働かないだけのお金があったらという前提が、現実味がなくて、このようなアンケート結果になったのかもしれない。
もし、「・・・・」だったらと、一回現実を否定することから、自分の本当の思いに気がつくとこともある。
まったくムダなことでないので、ときどき立ち止まって、自分は、何をしたいを確認してみたらどうか。