All Aboutによれば、
「老後の心配」は貯蓄の多さに比例するそうだ。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]」(2016年)の「老後の生活についての考え方」より、老後の心配がどれくらい違うかについて比較してみました。
老後の心配と貯蓄
この記事から、老後に非常に心配と貯蓄額の関係を抜き出してみると、老後の非常に心配は、貯蓄額が増えるほど、減ってきている。
貯蓄額 | 非常に心配 | 多少心配 | 心配合計 |
---|---|---|---|
100万円未満 | 54.5% | 31.0% | 85.6% |
300万円~400万円未満 | 47.2% | 37.5% | 84.7% |
1000万円~1500万円未満 | 45.1% | 40.1% | 85.2% |
2000万円~3000万円未満 | 18.6% | 52.3% | 70.9% |
3000万円以上 | 18.3% | 39.1% | 57.4% |
老後の安心を買うためには、お金が大切でことがわかるが、非常に心配と多少心配を足した老後が心配は、貯蓄額が増えるに従って、減っているが、三千万以上の貯蓄があっても、半分以上の人が、老後を心配している。
老後に必要な資金
貯蓄額が増えても、老後の心配が減らないのは、老後に必要な資金がはっきりしていないからだろう。つまり、いくら準備するればいいかがわかっていない。
老後資金は、一億だとう人もいれば、三千万円だという人もいる。これだけの開きがあるのは、
- 必要となる生活費は、人それぞれである
- 寿命は、人それぞれである
ゴールを決めて
老後資金は、人それぞれであるのなら、自分で必要な資金を計算するほかない。それには、お金の出入りを一覧表にまとめた「キャッシュフロー表」を作成するのが一番いいだろう。
キャッシュフロー表」で、未来をシュミレーションすることで、安心を得ることができる。未来をシュミレーションすることで、今に働き方、生活の仕方を変えることができるのです。
将来を憂いでいる暇があれば、「キャッシュフロー表」を作成しましょう。
「キャッシュフロー表」の作成は、以下の記事を参考にしてください。
老後のお金の流れを確認するキャッシュフロー表の作成
キャッシュフロー表の構成 まずは、キャッシュフロー表の構成を見てみよう。 キャッシュフロー表は、年齢欄、未来年表欄、リスク欄、収益欄、支出欄と収入と支出の差額である収支欄、一番下に資産欄から構成されるのです。 また、キャッシュフロー表を作成...