住民税非課税世帯とは
住民税非課税世帯とは、「生計を同じくしている世帯人員のすべてが住民税非課税である世帯」のことです。一人でも、住民税を納めていると、住民税非課税世帯にはなりません。
住民税非課税世帯の条件
- 生活保護を受けている
- 未成年者、障がい者、寡婦、ひとり親で前年の合計所得金額が135万円以下(所得が給与所得のみの場合は、給与収入が204万4000円未満)
- 前年の合計所得金額が各地方自治体の定める額以下
⭐️各自治体にて合計所得金額が異なりますので、確認してください。
住民税非課税世帯の優遇措置
住民税非課税世帯のメリットは、たくさんあります。
- 国民健康保険料の減免・・・保険料2割から7割の減免
- 「高額医療費」の減額
- 介護保険料の減免
- 授業料の減免
- NHK受信料の免除
- 入院中の食事の自己負担額の軽減
- がん検診費用の自己負担金の免除
- 予防接種の自己負担金の免除
- 0歳から2歳までの子どもの保育料の免除
⭐️各自治体にて合計所得金額が異なりますので、確認してください。
住民税非課税世帯の申請方法
住民税非課税世帯かどうかは、連絡がきません。本人が確認をする必要があります。また、非課税世帯の受ける優遇措置は、申請をしないと措置が受けられないので注意が必要です。つまり、アンテナを高く張って、不利益を被らないようにしなければなりません。
まとめ
退職した方は、もしかすると、住民税非課税世帯になっているかもしれませんので、よく確認しておいてください。問い合わせ先は、市民納税課みたいな名前の部署でいいと思います。
自治体のホームページには、減免処置、免除申請などをわかりやすく掲載していない場合もありますので、「NHK受信料 住民税非課税世帯 ○○市」などと検索するなどして、自らアクションを起こしてください。