おひとりさまの6割が、年金だけでは、足りない。
年金だけで生活費は足りるかな? 年金に対する考え方をさぐる(不破雷蔵) – Y!ニュース https://t.co/NQDLJGSPw1
— happy-retire (@happy_retire01) 2017年12月27日
年金は足りないか
この記事によれば、おひとりさまの6割が、年金だけでは、ゆとりがない。
2人以上では、年金だけでは、ゆとりがないという回答が4割強に減るのである。
実際はどうであろうか。年金支給額で比べてみよう。
おひとりさまの年金支給額は、男、17万円、女14万円である。
二人世帯の場合は、どちらも働いていると仮定すれば、29万円の年金となる。
ほぼ一人分の年金が二人分のなったことになる。
つまり、年金は、おひとりさまも、おふたりさまも、ひとり当たりにすると、年金支給額には大きな支給額には差がないということになるです。
一人より二人の方が、生活費がかからないから
総務省「家計調査」のデータによると二人世帯の生活費の平均は約25.8万円、一人暮らしの生活費の平均は、約15万円である。
一人が二人になっても、生活費が2倍にはならない。
一人より二人の方が、生活費がかからないから、ゆとりを感じていたのだ。
二人世帯は、年金が2倍、生活費は、1.2倍、なるほど、生活費には、二人世帯の方が余裕がある。
生涯おひとりさまで生きるのもいいが・・・
おひとりさまで生きていくには、生活費の負担像だけが、リスクではないのです。
介護リスク、孤独死リスク、墓の管理、相続の問題と多々ある。
おひとりさまのメリットもある。
自分のペースで行動できる。
時間に縛られない、精神的に楽などである。
自由を選択して、生涯おひとりさまで生きるのもいいが、そのための備えが必要です。
年金だけでは、生活費に不足を感じているならば、
1)老後資産を増やす努力をする、
2)働き続けられるだけの健康を維持する、
3)友達をつくるなど、今から始めないと、間に合わないのである。