老後を不安なく楽しく過ごすためにはいくら必要?を参考に老後資金を考えてみた。
夫婦ふたりの老後生活費
夫婦ふたりで、老後の生活費は、25万円となる、年金を18万3千円と見込めば、
60歳から65歳 25万円✕12ヶ月✕5年=1500万円
65歳から90歳 (25−18.3)✕12ヶ月✕35=2814万円 計4314万円
が必要となる。これは生活費だけである。
おひとりさまの老後生活費
おひとりさまでは、老後の生活費16万円として、年金を12万円と見込めば、
60歳から65歳 16万円✕12ヶ月✕5年=960万円
65歳から90歳 (16−12)✕12ヶ月✕35年=1680万円 計2640万円
生活費だけで、60歳の時、3000万円から4500万円の貯蓄が必要という計算になる。
生活費以外の介護費、医療費などを考えると、60歳でリタイアして、不安なく楽しい老後を送れる人は、いるんだろうか。
収入がある場合の老後生活費
考え方を変えてみよう、たとえば、おひとりさまの場合、生活費と年金の差の分だけの収入があればいいわけだ。月4万円の収入が、80歳まであれば、
60歳から65歳 (16−4)万円✕12ヶ月✕5年=720万円
65歳から90歳 (16−12)✕12ヶ月✕10年=480万円 計1200万円
ぐっと、老後に必要な貯蓄が、下がった。退職金で賄える金額ではないだろうか。
安心して老後を送る提案
さらに、65歳まで再雇用制度を活用して働けば、65歳までの生活費は賄える。さらに必要な貯蓄が減るというわけだ。
50代で、安心して老後を送るには
- 計画的にお金を貯めることを考えること
- 60歳から80歳、月4万円程度を楽しみながら、稼ぎ出す術を身につけること
この2点に絞った準備を進めよう。