介護保険で、リハビリを受けている方は、医療費控除が受けられます。また、障害者手帳をお持ちの方は、確定申告においての障害者控除が受けられる場合があります。
介護サービスの医療費控除
確定申告の医療費控除は、医療費、薬代だけではなく、介護保険サービスの費用も、医療費控除の対象となります。
対象となる主なサービス
- 訪問看護
- 介護予防訪問看護
- 訪問リハビリテーション
- 介護予防訪問リハビリテーション
- 居宅療養管理指導【医師等による管理・指導】
- 介護予防居宅療養管理指導
- 通所リハビリテーション【医療機関でのデイサービス】
- 介護予防通所リハビリテーション
- 短期入所療養介護【ショートステイ】
- 介護予防短期入所療養介護
- 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
- 看護・小規模多機能型居宅介護
医療費控除申請方法
確定申告時、医療費控除集計フォームの介護保険サービスを受けた費用を記入して確定申告します。
障害者の所得税・住民税控除
所得税と住民税では、控除額が異なります。
控除額
対象 | 所得税控除 | 住民税控除 | |
特別障害者(本人又は扶養親族等) | 身体障害者手帳1級、2級 療育手帳A 精神障害者手帳1級 | 40万円 | 30万円 |
普通障害者(本人又は扶養親族等) | 身体障害者手帳3級〜6級 療育手帳B 精神障害者手帳2、3級 | 27万円 | 26万円 |
特別障害者(扶養親族等)同居の場合 | 75万円 | 53万円 |
申請方法
確定申告時に、本人の場合、障害者控除、配偶者の場合、配偶者控除、扶養親族の場合、扶養控除へ申請します。添付資料は不要です。
まとめ
公的年金400万円以下は、確定申告は不要です。障害者控除、医療費控除は、確定申告しないとわからない場合がります。事前にお住まいの自治体に確認してください。