世代毎の貯蓄額の記事(All About)によれば、貯蓄が0円世帯は
- 20代・・・35.6%
- 30代・・・33.7%
- 40代・・・33.7%
- 50代・・・31.8%
- 60代・・・29.4%
- 70代・・・28.3%
という結果だ。
この手の記事は、しばしば目にする。
事は重大ということでしょうか。
高齢者世帯で貯蓄ゼロ
高齢者世帯で、貯蓄がゼロで生活していることに驚いた。
年金だけで生活をしているとしたら、かなり生活的には苦しいだろう。
また、仕事をしながら、年金の不足分を補っているとしたら、かなりムリをして働いているのでしょう。
60代、70代での貯蓄ゼロを回避することを、定年前の50代でその備えをしなければなりません。
貯蓄に最適な50代
40代までは、教育費へ支出が多く、なかなか貯蓄までには、手がつきません。
50代になれば。
子育ても一段落して、家計の余裕が出てくるでしょう。
50代が、まさに貯蓄を加速させる時期なのです。この時期を逃すと、厳しい老後が待っているのです。
毎年100前後必要だった教育費分を貯蓄に回すことで、60歳までに1000万円の貯蓄が可能となるのです。
これで、貯蓄ゼロ世帯を回避できるのです。
おひとりさまの半分は貯蓄なし
「おひとりさまの半分は貯蓄なし」という記事を書いたが、おひとりさまは、44.8%が貯蓄がなかった。
おひとりさまの場合は、初めから頼るものがない境遇であるから、普通の世代より、お金を準備しておくことが必要なのです。
おひとりさまが、貯蓄を加速的に増やす方法のウルトラCとしては、実家に戻るという手がある。
擬似的におひとりさまでなくなるというわけだ。
住宅費、光熱費、食費の負担が軽くなるのだ。
これをパラサイト化といい、あまり褒められた方法ではないが、苦肉の策というわけだ。
まとめ
年金不安、インフレ不安、長生き不安など、老後不安は尽きない。
ある程度の備え=貯蓄があれば、その不安の一部を減らすことができる。
たとえば、1年分の生活費をまかなう蓄えがあれば、自分にあった仕事を探す余裕も生まれる。
病気になって働けなくなるリスクも回避できるのです。
貯蓄ゼロとは、老後破産の予備軍にほかならないのです。貯蓄ゼロから抜け出そう。